「徹子の部屋」ならぬ「勇基の部屋」にいつでもいらっしゃい-。仙台MF梁勇基(リャン・ヨンギ、30)が、若手選手によるキャンプ中の部屋訪問を歓迎した。今季新加入の若手3人とコミュニケーションを深めるべく、希望があれば宿舎の自室でも相談を受け付ける。チームは今日8日から宮崎・延岡で第2次キャンプを開始するが、背番号「10」は宿舎でも大忙しになるかも!?
仙台の大黒柱はやはり器もデカい。今季加入した奥埜、藤村、越後の新人3選手はいずれも中盤のプレーヤー。越後が「見本です」と話すように、3人とも同じMFとして梁を目標にしている。若手の尊敬を集める男は「そうやって言ってくれるからには気付いたことを言っていきたいし、見本になるプレーをしないといけない」と強い自覚を口にした。さらには新人選手が自分の部屋に相談に来ることについて「全然構わないですよ」と快く応じるつもりだ。
3人にとっては初めてのキャンプ。ハードな練習などサッカーのことから普段の生活面まで、戸惑うことは少なくないはず。終始動き回るグラウンドではなかなか時間を取れないが、宿舎の部屋ならリラックスしてじっくりと話ができる。そこで「自分ももうベテラン組ですから」と苦笑する30歳が若手のために自室を開放。奥埜が「ずっと一緒にいるからには、見ているだけじゃなく自分からドンドン聞いていきたい」と言えば、越後は「普段から話していくことが大事だと思うので」と話し、新人側も訪問に意欲を見せている。
本家「徹子の部屋」では、黒柳徹子が若手お笑い芸人へのムチャぶりで“芸人キラー”ぶりを発揮しているが、「勇基の部屋」ではそんな心配は無用。梁は「自分が積極的な方じゃないので、逆に来てくれる分にはもちろん歓迎します」と身の安全?
を保証する。ただ、注意点がひとつだけ。「寝起きだったら、機嫌が悪くなってるかもしれないですけど(笑い)」。これさえ気を付ければいつでもOK。仙台を支え続ける男から、チームに貢献し、Jで生き抜く術(すべ)を伝授してもらえる。【亀山泰宏】



