鹿児島キャンプも大詰めを迎えた磐田と清水が今日19日午後1時から、鹿児島・鴨池陸上競技場でプレシーズンマッチを行う。磐田森下仁志監督(39)は静岡ダービー初采配に備え、18日の練習は開始時間にまでこだわり、全力を尽くした。

 絶対に負けるわけにはいかない。磐田はこの日、今年最初の静岡ダービーに備え、試合開始時刻の午後1時からパス回しやシュートゲームを行った。約1時間半の最終調整を終えた森下監督は「お金を払って見にきてくれる。やるからには『勝ちにいく』という気持ちを相手より上回らなければいけない」と、強調した。

 常に全力を尽くす姿勢は崩さなかった。「毎日練習から公式戦さながらだと思っている」と、新チーム始動からハードなトレーニングを続け、キャンプ中も体に負荷がかかるメニューを課してきた。この日は、最後に選手全員でPK練習を行うなど、勝負に対するこだわりも徹底。「采配どうこうではなく、選手はやってくれる」と強気だ。

 キャンプを締めくくる意味でも好カードだ。日本代表に初選出されたFW金園英学(23)は「下手なプレーはできない。最近ゴールを取れていないので、取って終わりたい」。MF山田大記(23)も「公式戦同様。知っている選手が多いので必ず勝ちたい」。最大のライバルを倒せば、開幕に向けて絶好の追い風になる。【神谷亮磨】