プロ2年目を迎えるFW樋口寛規(19)を忘れるな!!

 清水は22日、鹿児島キャンプ後に2日間のオフを挟み練習を再開。樋口は、7対7のミニゲームでFW高原直泰(32)らと同組でプレー。全体練習後も、日が暮れるまで何本もヘディングを繰り返すと「去年までは練習についていくのが精いっぱいだけど、少しずつ慣れてきた。ある程度結果も出てきたし、やっと楽しめるようになってきた」と、笑顔でグラウンドを後にした。

 昨年度の全国高校選手権得点王の期待を背負って入団した1年目は、1試合のベンチ入りもできないまま鳴りを潜めた。それが年明けの始動直後に転機を迎えた。チームが香港遠征中に、熊本でキャンプを張る韓国Kリーグの釜山の練習に「武者修行」として参加。言葉が通じない環境で約10日間を過ごした。アフシン・ゴトビ監督(48)は「精神的に強くなって帰ってきた。良い目覚ましになったのかもしれない」。その後の練習試合で4戦4発と爆発。磐田とのプレシーズンマッチではメンバー18人に選ばれ、後半40分からピッチに立った。

 26日の新潟とのプレシーズンマッチ(アウスタ)についてもゴトビ監督は「良い練習ができれば当然、チャンスはある。点の取れる選手は必要だ」と出場の可能性を示唆。樋口は「磐田戦に出て、サポーターの前で点を取れたらFWとして最高の瞬間だとあらためて思った。早くそこまでいくためにも練習からアピールしてしっかり準備していきたい」と、力強く話した。【前田和哉】