<J1:川崎F4-3磐田>◇第9節◇3日◇等々力
危険を冒してでもつなぐスタイルがあだとなった。1点ビハインドで迎えた後半8分は自陣からのパスミスを奪われてPKを献上。同10分にもDF金沢のバックパスをGK八田とDF藤田が見合う形となり押し込まれた。ともに、DFラインからの組み立てでミスした失点。森下仁志監督(39)は「ボールを動かそうとして取られた。ミスは練習で改善できる」と前を向いた。
修正点ばかりではない。後半30分からは、今季初となる3バックを採用して攻め続けた。2点を追う同ロスタイムには自陣から3本のパスをつなぎ、最後はFW阿部が移籍後初ゴール。ゴール前を固めた相手を完全に崩した。MF山本康の2ゴールもサイドを起点にして、ゴールまでつなげた。ただ、エンジンがかかるのが遅かった。藤田は「危ないけれどリスクをチャンスにつなげなければいけない。また練習からやっていきたい」と強調した。
次節はホームの浦和戦。連敗を止めるためにサッカーを変えるつもりはない。MF山田は「安全なことをするのではなく、ボールをつなぐ質の高いサッカーをしていきたい」と、中2日で迎える次戦に向けて仕切り直しを誓った。【神谷亮磨】



