日本代表に選出されている東京MF高橋秀人(24)がセンターバック(CB)に挑戦する。ACL決勝トーナメント1回戦の広州恒大戦(中国)を30日に控えた28日、都内練習場でのミニゲームでは通常のボランチではなくCBの位置でプレー。MF米本をボランチに据えたためだが「監督からCBをやるかもと言われた。個の部分は強くなりたいし前向きにやりたい」と話した。

 日本代表ザッケローニ監督も東京-鳥栖戦(味スタ)を視察した際、同席した原強化担当技術委員長に「高橋はセンターバックは出来るのか」と質問している。大学時代はCBを務めており、高橋は「(ボランチと)両方出来る幅は大事だと思う」と、プロでは初のポジションにも迷いはない。