浦和のペトロビッチ監督(54)が21日、苦手意識の克服に着手した。首位の仙台戦(23日)に向けて、埼玉スタジアムで練習を行った。ハーフコートを使った11対11のミニゲーム中に、普段は行わないセットプレーの守備練習を行った。監督は流れを止めて指示を出すと、「(相手選手に)負けるな」とゲキを飛ばした。東京戦(5月26日)、G大阪戦(6月16日)と連続でCKから失点を許しており、弱点となっている。主力組は、左右CKからのマークの付き方や、守り方を再確認。MF柏木は「1点リードしている時のセットプレーは、ちょっと怖い。仙台はクロスやセットプレーからの得点が特徴なので、監督も意識しているのかも」と話した。