<J1:横浜1-1C大阪>◇第17節◇7日◇ニッパ球

 五輪代表の「快足ドリブラー」、横浜MF斎藤学(22)が同代表の関塚監督の眼前で定位置取りをアピールした。序盤から積極的なドリブル突破を披露。結果はドローだったため「自分の良さは出せたけど結果につながらず残念」と悔しがったが、雨の中で存在感を示した。

 前半3分に突破から好機をつくると、同33分にはドリブルで約40メートル前進してシュートを放った。後半29分には豪快なシュートがDFに当たってポストを直撃。「あれを決められるのが良い選手。(11日の親善試合ニュージーランド戦に向け)まだ試合に出られる保証がないので、練習からアピールする」。次はロンドンのピッチに立つために気持ちを奮い立たせる。