「地獄のフィジカルトレーニング」で夏場を乗り切れ!

 J2山形は1日、最高気温が36度を超えた天童市内で調整した。最も暑かった午後3時すぎにはサーキットトレと対人練習を同時に取り入れたメニューを敢行。笛の合図で4選手が4方向からハードルを跳び、ダッシュでピッチ中央に転がったボールに向かう。そのまま2対2に分かれてゲーム形式に発展。止まることなく約30分繰り返した。

 顔を真っ赤にして引き揚げてきたMF比嘉厚平(22)は「キツイ。すぐ順番が回ってくるし、足がパンパンになる」とヘトヘト。奥野僚右監督(43)は「素走りの替わり。気温が高いからいいプレーができないとか、気温が低いから体が動かないとか言っていられない」。7月は5戦1勝と低迷。猛暑を乗り切るために走り続ける。【湯浅知彦】