J2山形が今日14日に奥野僚右監督(44)と会談を持ち、来季続投を要請する可能性が高いことが13日、分かった。同監督は11日の最終戦後、去就について「クラブが決めること」と話していたが、オファーを受け入れるとみられる。

 就任1年目の今季は攻撃的なスタイルを掲げ、前半戦を首位で折り返した。終盤に失速して10位に終わったが、クラブ側は30節すぎまで昇格争いに加わったことを評価。中井川茂敏GM(54)は「選手から『来季こそ(J1に上がって)監督を男にしたい』という声も上がっている。(奥野監督も)お互いにそう思っているだろう」と話した。

 会談では今季を総括した上で、来季へ向けた強化構想も話し合われる見込み。補強について同GMは「点の取れるFWと、DFの核になれる選手が欲しい」と明かした。