パナソニックの鍛治舎巧専務役員(61)が14日、来季J2に降格するG大阪のメーンスポンサーを今後も継続する方向性を示した。兵庫県内で取材に応じ「(J2でも)いろいろな地方に行くし、ローカルのテレビ局も放送してくれる」と、降格しても生じる広告価値について言及。十数億円と言われる出資については「まだ天皇杯もあるし、監督人事もある。すべて終わってから、どうするか検討したい」と話し、減額の含みも持たせた。業績が悪化している同社は男子バスケットボール部と女子バドミントン部を休部し、プロゴルファー石川遼との所属契約も満了。他のスポーツの支援について同専務役員は「野球、ラグビー、バレーボールについてはこれからも支援していくことに変わりない」と話した。