日本代表の磐田FW前田遼一(31)が始動した。3日、都内で暁星対帝京のOB戦が開催され、暁星出身の前田が参加。オフ入り後、初めて体を動かし13年をスタートさせた前田は「久しぶりに動いたから、すごい疲れた。けがだけはしないように気をつけた。でも、同級生もいっぱいきたし楽しくサッカーができた」。9対9のミニゲームを30分×2本出場して、13年初ゴールを含む2得点をマークした。

 今季はW杯アジア最終予選が最終局面を迎えるほか、6月にはW杯の前哨戦とも呼べるコンフェデ杯がある。昨季終盤に失速したリーグ戦とともに、ストライカーとして結果を求められる。「W杯は自分の夢。代表に選ばれれば、点を取るために全力を尽くすだけ。そのために、まずはジュビロで頑張る。13年をいい年にしたい」と、新年に活躍を誓った。【栗田成芳】