鹿島の新体制発表が29日、茨城・鹿嶋市のカシマスタジアムで行われ、トニーニョ・セレーゾ新監督(57)と新加入選手6人が会見に臨んだ。

 鹿島のトニーニョ・セレーゾ新監督(57)とMF野沢拓也(31)が古巣への復帰会見で意気込みを語った。8季ぶりに指揮を執る同監督は「長く離れたけど、ふらっと出て行った散歩からわが家に帰ってきた感じ。前と同等か、それ以上の成果を出したい」。6季で5タイトルを獲得した前回を上回るつもりだ。2年ぶりに戻ってきた野沢も「家出息子が散歩から帰ってきました」と歩調を合わせた。昨季は神戸でJ2降格を経験。「残るか迷ったけどベストの選択をしたかった。鹿島は最低でも最高でも優勝しかない」と決意を新たにしていた。