プレミアリーグのサウサンプトンから東京に新加入することが決まったFW李忠成(27)が、異例の“3カ月助っ人”として結果を残す。15日、英国から成田空港着の航空機で帰国。李は「1試合1点取るつもりで臨む。僕自身のチャレンジ」とストライカーとして目標を設定した。明日17日の蔚山現代との練習試合でデビューを果たす。

 6月までの期限付き移籍だが、東京のリーグ日程は5月25日の第13節鹿島戦で、日本代表の活動のため約1カ月半の中断に入る。リーグ戦に限れば3月2日の開幕戦から事実上3カ月の期間限定。それでも李は「1年で考えると中だるみになると思った」と、短期集中でのプレーを選択した。帰国直後、今度は羽田空港から宮崎キャンプへ向け出発。時間は限られている。