J2G大阪が今日24日、米子で行われる同じJ2の鳥取との練習試合に、片道4時間半の日帰り往復バス移動で臨む。シーズン中の敵地へのバス移動に備えるためで、まずはピッチ外での試練に立ち向かう。

 J2に降格したことで今季対戦の21チーム中、松本、富山、岐阜、京都、神戸、岡山、鳥取、徳島の各アウェー計8試合がバス移動の予定。これはJ1だった昨季の2倍にあたる。長谷川監督は「バス移動が増えるので、予行演習というのもある」と、自身の希望でアウェーでの開催を要望したことを明かした。

 クラブでは今季も遠征先のホテルや食事のレベルを落とさず、J1と変わらぬ環境をつくる予定だが、バス移動だけは免れない。シーズン中のアウェー戦は前泊するため今回ほどの強行軍にはならないが、MF遠藤保仁(33)は「トイレ休憩時にストレッチするなどして体をケアしたい」と話した。【福岡吉央】