J2・G大阪のMF遠藤保仁(33)とDF今野泰幸(30)の日本代表コンビが、6月のリーグ戦全5試合を欠場することが確実になった。次節東京V戦(7日、万博)に向け調整した4日、長谷川健太監督(47)が「それ(欠場)は避けられないことだと思う」と明かした。J2は代表活動中の中断がなく当初から長期欠場は予測されたが、3月のヨルダン戦でW杯出場が決まっていれば協会側と妥協策を模索することも考えられていた。次の代表活動は5月30日の親善試合ブルガリア戦から、W杯切符が持ち越しになった6月の最終予選残り2戦、コンフェデ杯と続く。遠藤は「オーストラリア戦でW杯出場を決めたい。コンフェデも楽しみ」と話すが、チームにとっては看板2人が抜けるのは痛い。G大阪はここまで2勝4分けの3位と足踏み状態。6月まで、どれだけ勝ち点を積み重ねられるかがカギになる。