磐田は10日、ヤマハスタジアムで行われる今日11日の柏戦に向け非公開練習を行った。柏とはリーグで5連勝中と相性が良く、相手の攻撃起点となるMFレアンドロ・ドミンゲス(29)封じがカギとなる。トップ下での先発が濃厚なMF山本康裕(23)は「結局はレアンドロ。そこを封じれば、向こうの得意の形は消すことができる」と分析し「レアンドロは、ボールをもらうのもうまいし、自分たちが攻めている時も下がらずに前にいる。向こうがボールを持った時、レアンドロを探すと思う。特に、攻から守の切り替えを速くして抑えられれば」と話した。
山本康は11年から、ホームの試合では自腹でチケット(2組4人)を購入し、ファンに抽選でプレゼントする「康裕シート」の企画を行っている。プレゼントとしてオリジナルクッションも製作。勝った時は、一緒に写真撮影し交流する。「僕が子供のころ、試合を見に行くことが楽しみだった。その中で選手と触れ合う時間はないに等しいぐらい。自分がこういう場を作ってあげれば、自分から話す機会もできる」と話す。幼いころは観客席の上から中山雅史氏にあこがれ「僕の身近に9番(中山氏)がずっといた」とも。
今はプロになり、子供から憧れる立場になった。「多くの子供に見てほしいし、将来、ジュビロに入りたいと思ってくれれば」との思いも強い。柏戦は「磐田デー」として市内の23の小学生(5、6年生)約3200人も駆けつける。「勝つところを見せられれば一番いい。一生懸命やることが大切」。得意の縦パスとレアンドロ封じで、子供に勝利をプレゼントする。【岩田千代巳】



