<ACL:柏3-2全北現代>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇22日◇柏
日本勢で唯一勝ち残っている柏が、全北現代(韓国)に競り勝ち、2戦合計5-2で初の8強入りを決めた。
ネルシーニョ監督(62)の采配が、流れを引き寄せた。茨田をトップ下に置く4-2-3-1のシステムでスタートしたが、相手の猛攻を受け、オウンゴールで先制を許した。するといつもの4-4-2に変更した。守備が機能し、1トップで孤立していたクレオの周りを工藤が自由に動くことで、得点のチャンスにつなげた。ネルシーニョ監督は「いろいろなものを犠牲にして勝利をつかんだ選手を、心から祝福したい」と喜びをかみしめた。
指揮官のモットーは「練習で調子の良い者が試合に出る」。今季ACL、Jリーグ計19試合で15通りの先発で戦ってきた。固定メンバーではなく、試合前日までミニゲームで競争させた結果がこの数字だった。
DF渡部博文(25)も、今季序盤戦はまったく出番がなかった。だが4月9日のACL水原戦で先発出場。相手攻撃陣を0点に封じると、そこからレギュラーに定着した。そしてこの日は貴重な同点のヘディングシュートを決め、8強入りに貢献。渡部は「セットプレーが鍵になると思っていた。大事な試合なので狙っていた。この1点は自分の中でも大きい」と胸を張った。




