恩師に変身した姿を見せつける。J2山形は明日8日、11年まで山形で指揮を執った小林伸二監督(52)率いる徳島をホームに迎える。DF山田拓巳(23)は08年に小林監督の就任と同時に山形に加入。6年目の今季、ようやく定位置をつかんだ右サイドバックは「特にお世話になったので楽しみ。(小林監督に)変わったと感じてもらえるようなプレーを見せたい」と対戦を心待ちにしている。
守備を徹底的にたたき込まれた。1対1での足の運び方から体の向きまで指摘を受け「本当に細かかった。一番怒られたんじゃないですか」と振り返る。マンツーマンで指導されることも多く、何度も厳しい言葉を浴びたが「言われなくなったら終わり」。高卒新人の時代から4年間、小林監督の熱血指導を受けて努力を惜しまなかったからこそ、現在の山田がある。
奥野監督からは積極的な攻撃参加を求められている。小林監督とは正反対とも言える戦術だが「今は長所を生かしてくれているけど、伸二さんに教わったことが役に立っている部分は多い」と話す。昨季の徳島戦は2試合で出場わずか1分。成長を証明するためにも、恩師の前で右サイドを制圧する。【鹿野雄太】



