仙台DF上本大海(31)が19日、泉サッカー場の芝生改善を切実に訴えた。15日までJ-GREEN堺で行っていたキャンプでは練習試合に出場するなど、昨年11月の右膝前十字靱帯(じんたい)断裂から本格復帰間近とみられていたが、その後の経過が思わしくないという。「もういけるかなという感じだったけど、仙台に帰ってきてから不安になった」。一面きれいに整備されていたキャンプ地に比べ、練習場はところどころデコボコもあり、膝への負担が大きい。
何よりチームの成長を阻害しかねないと危機感を募らせる。「堺ではスピード感があったけど、こっちでは足元を気にしてワンタッチプレーが明らかに減った。これじゃあうまくならない」と指摘。クラブは今年から泉サッカー場の指定管理者になったものの、劇的な改善には至っていない。
昨年12月のスポンサー謝恩パーティーでは、GK林が本拠地のピッチ改善をお願いしたこともあった。「サッカーをやらせてもらって感謝はしてます。でも、堺の練習場を会社の人が見に来るだけでも、練習環境が与える影響の大きさは分かるはず。選手もプロなら、ベガルタの会社もプロ。あとは自分たちのチームをどれだけ愛しているかでしょ」。上本は最後まで、チームの総意を熱く代弁していた。【亀山泰宏】



