J2水戸は30日、本拠地のケーズデンキスタジアム水戸の収容人数がJ1クラブライセンスの条件を満たさないため成績面の条件(2位以内または3~6位による昇格プレーオフ優勝)を満たしても来季はJ1に昇格できないと発表した。

 昨年導入されたクラブライセンス制度ではホーム競技場の収容人数をJ1は1万5000人、J2は1万人と定めている。水戸の本拠地の座席数は1万136席で、来季に向けたライセンス申請でもJ1の条件を満たせなかった。沼田邦郎社長は「今後も水戸市と連携を取りながら、1日も早くJ1クラブライセンスが付与されるよう、精いっぱい努力を続ける」とコメントした。水戸市は同スタジアムの整備計画を進めている。水戸は現在、昇格プレーオフに進出する6位と勝ち点4差の10位。