Jリーグは19日、東京・文京区で開いた理事会で浦和に制裁金1000万円を科すことを決定した。8月24日のアウェー清水戦前に、一部の浦和サポーターが一般道で清水のチームバスに爆竹やロケット花火などを投げつけた行為への制裁。裁定委員会のけん責(始末書提出)と制裁金1000万円という判断を、この日の理事会で承認した。

 浦和は07年5月のホームG大阪戦でサポーターが問題を起こし、J史上最高タイの制裁金2000万円の処分を科された。浦和サポーターの度重なる問題行動に対し、Jリーグの大東チェアマンは「実行委員会では次は許されないという声もあった」と断言した。