キングがJ2フィーバーを予告した。横浜FCは1日、横浜市内でJ3相模原と練習試合を行い、FW三浦知良(46)は後半から出場して順調な仕上がりを見せた。3月2日に開幕するシーズンでは、楽しみな戦いが待っている。岐阜はV川崎時代のチームメートだったラモス監督が就任。元日本代表のGK川口、MF三都主を補強した。磐田にはMF松井大輔、6月からは札幌にMF小野伸二(ウエスタンシドニー)が加入する。日本サッカーのスターたちがJ2の門をたたくことを、カズは「いろんな人が戻ってきて、ファンも喜んでくれる。こっちも心が豊かになるし、明るくなる。今年のJ2は非常に盛り上がるでしょうね」と歓迎した。

 特にラモス監督と水戸の柱谷監督には、何度も意見が衝突したV川崎での現役時代さながらの“場外乱闘”を期待。「試合でつかみ合いのケンカになるかもしれないね。現役の頃はしょっちゅうケンカしてた。そういうことも1つの魅力だよね」と、J2ステージ全体が白熱することを願った。「サッカー界を明るくしていきたいね」とカズ。今年ほど胸がときめくシーズンはない。【由本裕貴】