<J2:山形3-1岐阜>◇第3節◇16日◇NDスタ
山形は、ホーム開幕戦を今季初勝利で飾った。前半25分、MF伊東俊(26)の先制ゴールで波に乗り、開幕2連勝中だった岐阜に快勝。石崎信弘監督(56)に就任後初白星をプレゼントした。
山形が3年連続のホーム開幕戦白星を挙げた。元日本代表GK川口が守る岐阜ゴールをこじ開けた。165センチとチームで一番小柄な伊東が大きな仕事を果たした。DF舩津徹也(27)からFW万代を経由したパスを受けてシュート。1度は弾かれたが、すかさず右足を伸ばし、川口と交錯しながら先制ゴールを決めた。伊東は「粘って点を取れてよかった」と今季初ゴールを振り返った。
さらに攻撃は続いた。チームカラー「モンテ・ブルー」でスタジアム全体が青く染まる中、後半26分に万代がMF宮阪の直接FKのこぼれ球に反応した。「バズ(宮阪)のFKは何かが起こると思っていた。いいところにボールがこぼれて来てくれた。ごっちゃんゴールです」と感謝した。
直後の27分、セットプレーがらみで1点を返されたが動揺はなかった。その3分後にはMFディエゴが、「お返し」とばかりに2試合連続ゴール。舩津からの右クロスを相手DFと競り合いながらゴールに流し込んだディエゴは「練習していたので。合わせるだけだった」とチーム一丸のゴールを強調した。
先発11人の平均年齢で2歳以上上回る岐阜のベテラン軍団相手に運動量とスピードで競り勝った。待ち望んでいた今季初白星。選手たちは口々に「雪かきをしてくれたサポーターのおかげで練習も試合もできる」と感謝した。就任後初勝利の石崎監督も「サポーターのみなさんに勝ち星をプレゼントできた」としながらも「失点したことは不満。改善しながらやっていきたい」。目標とするJ1昇格へ向け気を引き締めていた。【佐々木雄高】



