<J1:C大阪2-2G大阪>◇第7節◇12日◇ヤンマー

 G大阪の日本代表DF今野泰幸(31)が、左膝を負傷した。12日のC大阪戦で、前半31分に敵陣で相手のDF山下にプレスをかけに行った際に痛めた。数分間はプレーを続けたものの、同37分に足を引きずりながら交代。今野は「膝がガクガクして『何だこれ?』という感じ。今も力を入れると膝が外れる」と説明。試合後は病院に直行して精密検査を受けたが、幸いにも軽傷だった模様だ。

 練習場に戻って、診断結果を聞いた長谷川監督は「MRI検査をして膝の打撲だったみたいだ。痛みさえ引けば、次の試合も問題ない。軽いケガで良かった」と安心した様子だった。

 日本代表の守備陣は吉田(サウサンプトン)が左膝痛、内田(シャルケ)が右太もも痛で長期離脱中。さらに守備的MFの長谷部(ニュルンベルク)も右膝半月板を痛めて今季のリーグ戦は絶望。今野にとっては、長期離脱を避けられたことが、不幸中の幸いだ。