<ナビスコ杯:鹿島0-3神戸>◇1次リーグ◇28日◇カシマ

 鹿島は神戸に完敗し、9年連続の決勝T進出が厳しくなった。最終節は6月1日に行われる。

 05年以来9年ぶりに決勝T進出を逃す可能性が極めて高くなった。0-2の後半21分からW杯の日本代表候補だったボランチMF柴崎岳(22)をトップ下に上げて勝負に出たが、完敗。選手出口ではイレブンに罵声が浴びせられた。数字上は最終節まで突破の目を残したものの、勝ち点3差で追う2位清水とは得失点差6。トニーニョ・セレーゾ監督(59)は「我慢の限界に来た」と怒り心頭だった。