スイスの強豪バーゼル移籍が濃厚なC大阪の日本代表FW柿谷曜一朗(24)が、今季開幕戦となる7月19日アーラウ戦(ホーム)でデビューする可能性が2日、高まった。柿谷はC大阪に退団の意志を伝えており、完全移籍での正式オファーに対し、クラブ間合意に達しているという。柿谷はメディカルチェックのために既にスイス入りしたことが判明。今日3日にも現地で正式契約を結び、バーゼル柿谷が誕生する。

 その後はスイスから1度日本に戻り、労働ビザ発給の手続きをとる。12日天皇杯2回戦(対戦相手未定)かJリーグ再開となる15日川崎F戦(ともに金鳥スタ)でサポーターにあいさつを行った後、あらためてスイスへと旅立つことになりそうだ。元ポルトガル代表のパウロ・ソウザ新監督を迎えたバーゼルは、9月からは欧州チャンピオンズリーグ1次リーグにも臨む。