W杯日本代表DF森重真人(27)が、所属する東京と契約延長したことが2日、明らかになった。今季終了までの契約を、W杯から帰国後に結び直して16年シーズン終了まで2年延長した。このタイミングでの延長は異例。主将としてチームを引っ張り、日本代表としてW杯を戦った森重に対して、クラブが最大限評価した結果、延長という形になった。サッカー選手として成熟期を迎える時期を、東京でまっとうする。

 クラブ幹部によると、森重本人はW杯に初出場したことで、4年後のロシア大会出場を熱望しているという。複数のJクラブから興味を示されていたが「東京でもっと成長したい」と、延長オファーを承諾。パフォーマンス次第ではあるが、次回のW杯直前にさらなる延長をする可能性も高い。また、サプライヤー契約を結ぶナイキ社とは4年後のロシア大会までの大型契約を結んでおり、万全のバックアップ体制が整った。