<天皇杯:ヴァンラーレ八戸1-0山形ユース>◇6日◇1回戦◇十和田市高森山総合運動公園球技場
ヴァンラーレ八戸(青森)が山形ユースを破り、2年連続で初戦を突破した。前半スコアレスで折り返したが、後半11分にMF菅井慎也(22)がミドルシュートを決め、この1点を守りきった。八戸は2回戦(12日)でJ1大宮と対戦する。
八戸の菅井慎が右足で決めた。後半11分、20メートルほどの距離から鮮やかなミドルシュートでネットを揺らした。待望のゴールに八戸イレブンが駆け寄り、笑顔で祝福。なかなか得点できない重苦しい雰囲気を一気に吹き飛ばした。結局これが試合を決めた。
菅井慎は「受け身になり、うまく試合を進めることができなかった。1点だけでなく2点、3点と決められる精度と迫力を身につけないと」と引き締めた。主将のMF新井山祥智(29)も「勝ちはうれしいが内容が悪かった。立ち上がりからしっかり決める集中力を高めたい」と反省の弁。
JFLの八戸が高校生の山形ユースにてこずった。6月29日の県予選決勝もラインメール青森に1-0で辛勝。山田松市監督(53)は「格下の相手に受け身になっている。どんな相手にも五分五分のつもりで向かわないと」と厳しい表情だ。
2年連続で2回戦進出。昨年はJ1横浜に1-5で敗れた。今年は大宮と対戦。「今日出た課題をしっかり受け止め、格上の相手に全力で挑みたい」と山田監督は前を見た。【北村宏平】



