W杯で中断していたJ1は、15日に約2カ月ぶりに再開する。スイス王者バーゼルに移籍するC大阪FW柿谷曜一朗(24)は、川崎F戦でラストゲームを飾る。14日は大阪・舞洲練習場で最終調整。一時は柿谷を欠場させる方針だったペッツァイオリ監督だったが「前はそう言いましたが、楽しみにしてください」とニヤリ。出場メンバーが前泊する宿舎ホテルに、仲間とともにバスで向かった。

 チケットは完売し、試合後にお別れセレモニーが開かれる。幼少時代から生まれ育ったC大阪での最後の試合になるため、本人も出場の意欲があり、時間限定の起用になりそうだ。柿谷は「(起用は)監督が決めること。しっかり勝って送り出してもらえるようにしたい」。来日したばかりのウルグアイ代表FWフォルランは欠場する一方、柿谷が最後の勇姿を見せる。