浦和のMF関根貴大(19)にリーグ戦初先発の可能性が出てきた。26日の前日練習の紅白戦で、前後半ともに先発組でプレー。これまでナビスコ杯での先発はあったが、リーグ戦は途中出場のみ。連戦でベテランの右MF平川の消耗度を考慮すれば、先発の可能性もありそうだ。関根は「そういう(先発の)準備はしていかないといけない。ユースの時から鹿島戦は、球際や対人で激しいイメージがある」と心身ともに態勢は整っている。

 3月23日、無観客だった清水戦の後半から出場しリーグ戦デビュー。5月17日C大阪戦で初ゴールも決めた。南野(C大阪)らがいるU-19日本代表でも中核を担うホープ。

 関根がボールを持てば場内が沸く存在になった。「聞こえています。その声が小さくならないように、ワクワクさせるプレーをしたい」と期待に応える準備は出来ている。