<J2:富山1-1山形>◇第26節◇10日◇富山

 山形は最下位(22位)の富山とアウェーで引き分け、今季初連勝を逃した。今季最速ゴールも報われなかった。前半2分、FW中島からパスを受けたMFロメロ・フランクの今季初ゴールで先制。だが同16分、富山の新加入FW宮吉に右CKから痛恨の同点ヘッドを許した。

 MFディエゴを累積警告で欠く中、序盤は1トップ中島とトップ下フランクの新ホットラインが機能。だが、警戒していたはずのセットプレーから失点し、先発11人の平均年齢で約6歳若い相手を勢いづかせた。後半は何度も相手ゴールを脅かし、同40分過ぎにはFW林を投入。局面打開を狙ったが、あと1点が遠かった。勝てばプレーオフ圏(6位)に迫る今季最高の7位浮上の可能性もあった。だが、今季9度目になった連勝チャンスをものにできず、10位に後退した。