鹿島MF柴崎岳が、同い年22歳の東京FW武藤との日本代表対決にモチベーションを高めた。3位鹿島は今日30日、ホームに5位東京を迎え撃つ。W杯中断明け無敗同士(ともに4勝3分け)の上位決戦で、中でも若い代表2人に焦点が当たる。「東京の攻撃のキープレーヤーは武藤。警戒しなければ」と印象を語った。

 2人に面識はなく、青森山田高時代に武藤の東京U-18と「試合で1回、当たったかな」という程度だが「同い年で話しやすいと思う」と代表合宿での交流を楽しみにする。ただ、試合となれば別で「周囲の期待もあるけど、プレーに集中して勝ちたい」と言った。

 チームとしても、ここまで全21試合に先発してきた主将のMF小笠原が累積警告で出場停止のため、柴崎がリーグ戦で初めて試合開始からキャプテンマークを巻く予定だ。勝てば首位浮上もある一戦。U-21代表DF植田ら主力3人を欠く中、柴崎には代表にふさわしいプレーが求められる。