神戸のU-21(21歳以下)日本代表DF岩波拓也(20)が、今日3日のナビスコ杯準々決勝G大阪戦(神戸ユ)に向け、G大阪FW宇佐美へ闘争心を燃やした。前回リーグ対戦では1-5と完敗。センターバックとして出場した岩波は、宇佐美に2ゴールを許した。「セットプレーでは自分のところでやられて…、リーグ戦で一番何も出来ない試合だった」。

 G大阪自慢の攻撃力に圧倒され、精神的なコントロールが出来なかったと猛省。宇佐美は対神戸戦5試合全てでゴールを決めている神戸キラー。「(宇佐美は)なかなか日本人にいないタイプ。厳しくいかないと。センターバックとして抑えたい」とリベンジを誓った。チームは今季初めてMF森岡を代表合宿で欠く。「今まで亮太君(森岡)に頼ってる部分があった。いなくても勝たないといけない」。頼れる最終ラインがクラブの初タイトルに向け弾みをつける。【小杉舞】