J2東京Vは15日、成績不振で三浦泰年監督(49)を解任した。安田好隆コーチ(29)と吉岡宏GKコーチ(35)も解任し、久永辰徳コーチ(36)は辞任したため、三浦監督が人選したコーチ陣は総退陣となった。後任にはユースの冨樫剛一監督(43)が昇格。GKコーチには元日本代表GKの土肥洋一育成GKコーチ(41)が就任する。

 昨季就任したクラブOBの三浦監督は、昨季の成績がクラブ史上最低のJ2・13位(14勝14分け14敗)。ユース出身選手ら若手中心の構成にシフトした今季も6勝9分け16敗で現在20位と低迷し、J3との入れ替え戦に回る21位の讃岐との勝ち点差は4となっている。冨樫新監督はクラブを通じて「ヴェルディに13歳の時に来て、ここまで育ててもらってきたものを精いっぱい出します」とコメントした。