J2山形DF當間建文(25)が今日23日のアウェー栃木戦で、今季初の連勝に導く。今季栃木から移籍し、2度目の古巣対決になる當間は、22日の紅白戦で先発組3バックの右サイドでプレー。「(栃木の)カウンターは速いのでファウルしてでも止めたい」と最終ラインを死守する意気込みを示した。

 同カード1巡目ホームで先制ヘッドを決め、今季2得点。だが「とりあえず0点に抑えたい」と本業に徹する構えだ。チームは今季、引き分けを挟んで白星と黒星を交互に繰り返し、まだ連勝がない。さらに2巡目に入って同一カード連勝もない。昇格プレーオフ圏の6位まで勝ち点4差。當間は「連勝すれば見えてくるものもあると思う。全員でハードワークをするだけ」と白黒交互の“囲碁サッカー”に終止符を打つつもりだ。【佐々木雄高】