最長の次は最短?

 川崎F・FW大久保嘉人(32)が史上4人目の快挙を目指す。リーグ戦2試合の出場停止明けの大宮戦(23日)で、J1過去最長ブランクとなる10年ぶりのハットトリックを達成。前日のオフは愛息たちと過ごしリフレッシュしたエースは、中3日で迎える27日の仙台戦へ向け「狙ってますよ」と2戦連続の大爆発を宣言。

 Jリーグ創設以降、ハットトリックは208回、134人が達成。そのうち、複数試合連続で達成したのは93年ディアス(横浜、2試合)98年中山雅史(磐田、4試合)03年崔龍洙(市原、2試合)の3人のみ。1試合2得点では中山と並ぶ最多26回を記録する大久保は、「2点取ったらゆっくりする癖があったけど、これからは(3点目を)狙って行くよ」。130人が破れなかった記録に挑む。