東京DF森重真人(27)が、現役日本代表としては初めて「吉本入り」することが29日、分かった。大手芸能プロダクションのよしもとクリエイティブ・エージェンシーとマネジメント契約を結んだ。今日30日にも正式発表される。

 来年でプロ10年目を迎える森重が、強力なバックアップを受ける。芸人を中心に、バラエティー番組などで欠かせない存在の同社は、今年に入ってサッカー界へ本格的に進出。8月に東京DF太田との締結を発表すると、今月に入って磐田DF駒野も結んだ。芸能界だけでなくスポーツ分野ではヤンキース黒田、ロイヤルズ青木らメジャーリーガーが複数所属。

 活動の中心はシーズンオフ中となるが、例年以上に増えることになりそうだ。サッカー番組を中心としたテレビでのメディア露出やイベント出演のほか、サッカースクールの開催など多岐にわたり、活動の場は広がる。また同社が宣言する「ふるさとアスリート」として、地元・広島での活動を積極的にしていく。8月に広島が大雨災害を受けた際、森重はクラブに義援金募金実施を志願している。