浦和の日本代表GK西川周作(28)が、鬼門で守護神の座へ再出発する。

 今季はリーグ記録にあと3と迫る14完封試合を記録。アギーレジャパンでも10日のジャマイカ戦で初出場し、完封で初勝利に貢献した。一方、14日のブラジル戦はベンチで惨敗する姿を見届け「悔しいです」と唇をかんだ。今日18日のアウェー仙台戦は、03年に勝利(6-1)して以来4戦未勝利(2分け2敗)。だが「代表でまた使いたいと思ってもらえるように、Jリーグで結果を残していきたい」とさらなる飛躍を見据える。ペトロビッチ監督の57歳の誕生日ということもあり「勝利をプレゼントしたいけど、最終的には優勝。そのために1戦1戦勝って行ければ」。杜(もり)の都で記録を伸ばし、川島の背中を追い越しに行く。