U-19アジア選手権に出場していた清水のMF金子翔太(19)が20日、チーム練習に合流した。DF三浦弦太(19)らと前日19日に帰国したばかりだが、合流初日から志願してフルメニューを消化した模様。「疲れはあるけど、早くチームに入っていかないと。残り1日、良い準備をしてメンバーに入れるようにしたい」と、明日22日の新潟戦(午後7時、アイスタ)のメンバー入りへ意欲を見せた。

 世代別代表として臨んだ同予選では、準々決勝で北朝鮮に敗れて来年のU-20W杯出場を逃した。一方、同試合でドリブル突破から同点となるPKを獲得するなど、自身のプレーには一定の手応えもつかんだ。金子は「負けたことは気持ちの整理がつかないぐらいショックだった。ただ、個人的には良い仕掛けができていたし、やれる自信もついた。落ち込んでいる気持ちをチームに持ち込んではいけない。残り6試合、清水のためにやっていく」と話した。【前田和哉】