アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で準優勝に終わったアルヒラル(サウジアラビア)が、決勝戦2試合の主審の判定を不服として、アジアサッカー連盟(AFC)に調査を求めた。3日付でクラブ公式サイトに声明を発表した。アルヒラルは1日、リヤドで行われた第2戦ウェスタンシドニー(オーストラリア)戦に0-0で引き分け、2戦合計0-1で敗れ優勝を逃した。

 第1戦では2度、西村雄一主審が担当した第2戦では4度、PKを得るべき場面があったと主張した。W杯ブラジル大会で議論を呼んだ西村氏が担当したことを「大きな誤り」と指摘。「アジアのサッカーの信頼を回復するため、これらの失態に対処する必要がある」としている。