清水のFW村田和哉(26)が、自身初の2試合連続ゴールを狙う。明日22日のリーグ再開名古屋戦(午後5時、アイスタ)に向けて20日、チームは非公開で調整した。前節川崎F戦で劇的な決勝点を決めたスーパーサブは「調子は維持できている。体もキレているし、後はやるだけ」と歯切れの良い言葉を並べた。

 この言葉通り、中断期間中の練習試合では2試合で3得点2アシストと好調をキープ。14日には日本代表のホンジュラス戦をテレビ観戦。同試合で代表初得点を挙げた野洲高時代のチームメートMF乾貴士(26)から刺激も受けた。村田は「小学校時代からライバルやと思っていたやつが、あの舞台で点を取るということは自分にとっても励みになる。自分もやらなアカン」と気合十分。心身ともに“万全”のようだ。

 背番号と同じ22日に開催された先月の新潟戦では、後半45分に決勝弾をアシスト。偶然にも、残留を懸けた3試合の重要な“初戦”も22日開催。「新潟戦もやれると思っていて結果が出た。今回もよっしゃ!

 きたなって感じ。絶対に出番は来る。そこで結果を残すためにも、後1日、最高の準備をします」と不敵に笑う村田が、再びヒーローの座を狙う。【前田和哉】