浦和MF柏木陽介(27)が、母子家庭への支援に動く。27日に初の著書『「自信」が「過信」に変わった日

 それを取り戻すための2年間』の出版を記念し、浦和・須原屋書店本店でサイン会を行った。

 本の中では、母子家庭で育ててくれた母清美さんとのきずなに触れる。「いろいろ苦労があったと思う。子どもながらに感じる部分もあった」と振り返る。印税は全額、母子家庭の支援のために使うと宣言。「周囲の勧めやサポートのおかげで出せた本。印税を自分のために使うのは、ちょっと違うと思っていた」。母子家庭支援の社会福祉法人などとの連携も視野に入れつつ、自分や母の経験を踏まえた上で、支援の方法を決めていく。