浦和GK西川周作(28)が、クラブでのリーグ優勝と日本代表の定位置奪取の“2冠”を狙う。アジア杯帯同でチームを離れていたが、30日に合流。降雪で室内トレーニングのみだったが、精力的に汗を流した。

 加入2年目は背番号が1に変わり「責任感も出る」と表情を引き締める。昨年は7戦連続、年間16戦とリーグ戦の完封記録を樹立も、優勝は逃した。「昨年と一緒のことをやりつつ、違うことにトライしたい」と自らのプレーに満足せず、リベンジへ変化を求める。

 アジア杯では控えだったが、日本代表の次戦チュニジア戦は3月27日、生まれ育った大分開催。「楽しみ。それまで結果を残していきたい」。リーグ、ACLで好守を重ね、故郷で守護神定着への第1歩を踏み出す。