新戦力候補がベールを脱いだ。清水は鹿児島キャンプ7日目の12日、四国リーグのFC今治と練習試合に臨み、1-0で勝利。11日のJ2熊本戦に出場しなかった控え組が中心のメンバー構成で、加入予定の元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカ(31)と元オーストラリア代表FWミッチェル・デューク(24)が起用され、存在感を見せた。

 後半からFWウタカは1トップの位置で出場し、スピードを生かしたドリブルを披露。右足で強烈なシュートを放った。得点こそ奪えなかったが、大榎克己監督(49)は「キレが戻ればもっとシャープになる」と期待した。後半29分にはウタカに代わり、FWデュークが出場。前線で積極的にボールを受け、セットプレーで打点の高いヘッドで敵ゴールを脅かした。同監督は「筋肉の塊が走っている感じ。重戦車みたい」と目を丸くした。

 正式契約に至っていないため、取材に応じることができない助っ人2人に代わり、指揮官は大きな期待を口にした。現在、チームは1トップの布陣を敷くが「2人を前に置いて2トップにするオプションもできる」と、新スタイル構築も視野に入れた。【神谷亮磨】