清水MF八反田康平(25)が故郷で決意を新たにした。チームは15日、鹿児島キャンプで2部練習を行った。午前と午後の間には地元鹿児島市の小学生109人を対象にサッカー教室を開催。鹿児島出身の八反田は精力的に子どもらと交流を深め「Jクラブがないのでこういう機会は大事だと思う。僕自身もすごく楽しめた」と笑顔を見せた。

 ニューイヤー杯ではチームは3戦全敗。八反田自身も先発は1試合のみで、納得のいく内容ではなかったという。それでも「悲観するようなことはない」と前向きだ。開幕に向けて守備の強化が急務で修正しなければいけないことは分かっている。今日16日に鹿児島キャンプを打ち上げ、1日のオフを挟んで本格的な調整が始まる。八反田は「課題を修正すれば強くなる。(開幕に向けた)メンバーの1人としてやっていきたい」と力強かった。【神谷亮磨】