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オジェック監督2つの方針転換でG大阪戦

オジェック監督(右)が見守る中、ミニゲームでロングパスを出すDF闘莉王
オジェック監督(右)が見守る中、ミニゲームでロングパスを出すDF闘莉王

 浦和オジェック監督(58)が、2つの「方針転換」で大一番の大阪夏の陣に臨む。明日15日の首位G大阪戦(19時、万博)を前に、急きょ遠征先の宿舎の変更を決定した。先月のナビスコ杯アウエー戦でG大阪に敗退した「厄払い」の期待を込めた。また7月以降、前日調整以外はすべて午前練習だったが、選手の要望を受け入れ、この日の練習を夕方練習に切り替えた。頑固一徹な鬼指揮官が、思い切った方向変換で天王山を迎える。

 必勝の覚悟が、にじみ出ていた。勝てば1差、逆に負ければ7差まで勝ち点が広がるG大阪との決戦を控え、冷静なオジェック監督は静かに燃えていた。「重要な試合。負けても14試合が残り、シーズンが終わってしまうわけではないが、非常に大切な試合」。穏やかな表情だが、言葉は危機感でいっぱい。瀬戸際に追い込まれた頑固な指揮官は大一番を前に、こだわりを捨てた。

 今日14日に大阪入りするが、同監督は2泊する宿泊ホテルを急きょ変更した。今季のG大阪戦は4戦で2敗2分けと未勝利。特に先月14日のナビスコ杯のアウエー戦では2-5と大敗した。その悪夢を振り払う意味で、J発足後から大阪遠征での定宿だった宿舎を変えた。チーム関係者は「ガンバ戦に向けて気分一新しようという意味」と監督の気持ちを代弁した。

 さらに、この日の練習は午後4時開始に変更した。夏場に入った7月からは夜更かし防止策のために、試合前日以外は常に午前10時練習だった。しかし同監督は選手からの「涼しい時間に練習したい」との意向をG大阪戦に合わせて受け入れた。闘莉王は「涼しい時間で集中して練習できた」と選手にも好評。頑固な鬼指揮官の柔軟な姿勢はチームの機運を盛り上げた。さあ、ポリシーをかなぐり捨てたオジェック監督の方針転換、吉と出るか、凶と出ますか-。【藤中栄二】

[2007年8月14日8時43分 紙面から]

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