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浦和、負ける相手が悪すぎた/J1

後半、浦和DF闘莉王(右)はゴールが決まらずピッチに正座して悔しがる
後半、浦和DF闘莉王(右)はゴールが決まらずピッチに正座して悔しがる

<J1:大宮1-0浦和>◇第24節◇1日◇埼玉

 負ける相手が悪すぎた。17位に低迷していた大宮とのダービー戦を落とした浦和には厳しい声が待っていた。スタンドへとあいさつに向かうと、約5万人のサポーターの大ブーイングを浴びた。思わず闘莉王があいさつをためらうほどの激しさ。4月21日の川崎F戦以来、17戦ぶりの黒星。今季2敗目。首位も変わらないが、試合後、選手出口にファンが乱入するほど、ピリピリしたムードが漂った。

 サポーターの「怒り」は選手の悔しさを増幅させた。闘莉王は「負けても首位のままなのは、これまで頑張った結果。必死にやっているし、もし簡単に全勝できるなら大会をやる必要がない」と唇をかんだ。後半38分には相手FWのラフプレーをめぐって両軍が乱闘寸前の場面も。「お互いに戦う気持ちがあって…」と田中達。誰よりも一番、悔しかったのは選手だった。

 敵の思惑通りに動かされた。田中達、永井、ポンテの前線からの守備がかわされた。敵陣までボールを持ち込むが、FW1人を残して9人が守る大宮の守備を突破できない。1本でもパスミスすれば、速攻を仕掛けられた。闘莉王は「1回のチャンスで1点取られるなら厳しい。うちは何回もチャンスがあったのに」とうなだれた。

 オジェック監督は「相手が普通以上の力を出した。負けは負けと認めるが、これが世界最後の日ではない」と強気に前を向いた。次節15日の広島戦までリーグは2週間中断。小野は「勝ち続けることが大事だけど、負けて悔しさが芽生える。次に切り替えたい」とチームを鼓舞していた。

[2007年9月2日9時2分 紙面から]

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