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川崎F関塚監督が「犬飼発言」に反論

 川崎Fが「犬飼発言」に困惑した。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で敗退し、一夜明けた27日、練習を再開。Jリーグの犬飼基昭専務理事(65)から前夜、ACL準々決勝第1戦(19日、イラン)後、一部区間でチャーター機を利用して帰国しながら、23日の柏戦で8人を入れ替えたことを問題視された。しかし、川崎Fの関塚隆監督(46)らは選手の疲労を考慮し、その時のベストメンバーで戦ったことを強調した。

 「犬飼発言」について問われた関塚監督は、考えを明らかにした。「Jリーグには、全面的にサポートをいただいた。言われることは分かります。でも、僕は現場にいて、それがベストだと判断したとしか言えません」。

 19日にACL準々決勝第1戦をイランで戦った。イスファハン(イラン)からドバイ(UAE)までのチャーター機は、日本協会とJリーグが数百万円を負担した。これにより、ドバイからの定期便に乗り継ぐことができ、翌20日に帰国。関塚監督は選手の体調を考慮し、メンバー8人を入れ替えて柏戦(23日)に臨み、0-4で敗れた。

 26日等々力での同2戦に訪れた犬飼専務理事は「Jリーグも頑張ってもらうためのチャーター機。その思いが通じなかった。サポーターを裏切ったことへの説明を求めていく」と発言。しかし関塚監督は「最初から(変更を)決めていたわけじゃない。帰ってきた状態を見て、そうせざるを得なかった」と説明した。

 同専務理事が、決戦前で盛り上がる会場に到着するなり、川崎Fの武田社長を怒鳴ったことを伝え聞いたある選手は「(アジア一を目指し)一緒になってくれていなかったのかな」と漏らし、別の選手は「結果だけで判断されても…」と戸惑いを隠せなかった。

 柏戦では「当該試合直前のリーグ戦5試合のうち、1試合以上先発メンバーとして出場した選手を6人以上含まなければならない」というJリーグ規約に抵触しないメンバーを組んだ。あらかじめ、Jリーグに問い合わせ「問題なし」との了解も得ていた。決して、Jリーグを軽視したわけではない。川崎Fの福家GMは「こんなに短期間で試合が続いたら、選手生命に影響する。川島と憲剛は代表もあって、もっと過酷だった」と理解を求めた。

[2007年9月28日9時40分 紙面から]

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