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鹿島10冠へ異例の5泊6日の共同生活

 鹿島が10冠へ、異例の5泊6日の共同生活に突入した。ナビスコ杯準決勝G大阪戦(10日第1戦、13日第2戦)に向け、8日から選手、スタッフが選手寮やホテルで寝食をともにする生活を開始。オリベイラ監督の発案で、門限を設定し、夜も緊急ミーティングを開く予定でサッカーに集中できる環境を用意した。

 妻帯者も独身者も、部活さながらの共同生活に臨む。試合の前日から同宿するのが通例だが、鹿島はナビスコ杯準決勝に向けて今回は前々日から選手寮に集合。敵地に移動する今日9日と第1戦当日の10日は大阪宿泊だが、地元に帰る11日以降も再び寮生活に戻る。5泊6日のスケジュールを通達したオリベイラ監督は「選手の管理をしっかりやりたかった。G大阪戦は大事な試合だ」と並々ならぬ決意を示した。

 昼食は自由だが、午後6時半からの夕食をともにする。夕食後も場合によってはミーティングを開く予定があり、門限も通常より2時間早い午後10時に設定された。規則正しく、多くの時間を一緒に過ごし、一体感を高めるのが狙いだ。MF本山が「サッカーに集中できる」と言えば、DF大岩も「決勝に行くんだという監督からの強いメッセージだと思う」と話した。

 ピッチ上でも着々とG大阪対策を進行。この日の練習前には、8月29日のJリーグ戦で1-5と惨敗した前回対戦時のビデオを初めて選手に見せた。過密日程の中で気持ちを後ろ向きにさせないために封印していた一戦を、あえて目に焼き付けさせた。練習では4-2-3-1の布陣もテスト。悲願の10冠へ、鹿島があらゆる手を尽くす。【広重竜太郎】

[2007年10月9日10時2分 紙面から]

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