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ワシ太ももトラップで先制弾/アジアCL

浦和対城南一和 前半、先制ゴールを決め雄たけびを上げる浦和FWワシントン
浦和対城南一和 前半、先制ゴールを決め雄たけびを上げる浦和FWワシントン

<アジアCL:(4)浦和2-2(PK5-3)城南一和(韓国)(4)>◇準決勝第2戦◇24日◇埼玉※カッコ内の数字は2戦合計得点

 世界に力を見せつけた。ACL準決勝第2戦の城南一和戦(埼玉)で、浦和FWワシントン(32)が先制点を決め、チームをアジア王者に1歩近付けた。

 前半21分だった。MFポンテからのパスを左太ももでトラップ。絶妙のコントロールで相手DFを振り切った。角度のないところから右足を振り抜き、球をサイドネットに突き刺した。「狙い通り。FWはトラップとシュート。この2つをしっかりやれば点は取れる」。ACL8戦目での初ゴールに顔をくしゃくしゃにした。Jリーグの犬飼専務理事からも「ワールドクラスのゴールだったね。あれがなかったら大変だった」と絶賛された。

 20日の千葉戦で鼻骨骨折し、この日はフェースガードをつけて120分戦った。相手のセットプレーでは何度もヘディングではね返した。PK戦でも2番手として落ち着いて得点を決めた。「何とか試合に出られないものかと思って(フェースガードを)つくった。自信を持って出られた。チームのために得点が取れてうれしい」と、フォア・ザ・チームを強調した。

 家族の問題で来季は母国ブラジルでプレーする気持ちを固めつつある。愛する浦和を去る前に、チームに大きなお土産を置いて帰りたい。「レッズはチームが一丸となっている。みんなで一緒に優勝したい」。ACL初優勝とリーグ連覇。2つ夢をかなえるその日まで、ワシントンはチームにすべてをささげ、ゴールを決め続ける。【栗田文人】

[2007年10月25日9時43分 紙面から]

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